苦手克服!人前で話せるようになる5つのコツ

生活の中や仕事など、人前で話す機会があると思います。

例えば結婚式のスピーチ。または町内会やPTAでのスピーチ。
仕事のプレゼンや朝礼でのスピーチなど。

私の場合、仕事の朝礼スピーチが3ヶ月に1度の割合であります。
朝礼の日が近づくにつれ、朝礼を思い出すだけでドキドキし、いやな気持ちがおきます。
しかし苦手だった人前でのスピーチも色々な本を読んで実践し、少しずつ克服してきました。

極度の緊張体質で、人前で話すのが大の苦手だった私が緊張を克服できた5つのコツをまとめます。

発表する人のイメージ

【1】話の内容を考える

話の内容

1つの話に3つ以上のメッセージは入れないようにしましょう。

あがり症で話しベタな人ほど3つのメッセージを分け、短く伝えると話す相手に話したい内容が伝わりやすくなります。

話す内容のタイトルを考える

「何を伝えるか」という目的のもと、タイトルをつけます。

悪い例)睡眠の方法
良い例)睡眠の質をあげて熟睡する方法

上記のように、具体的な内容のタイトルをつける利点は、話し始めにタイトルを口にすると話を聞く人は、何の話をしようとしているのか事前にわかり、話がわかりやすくなります。
また、もし緊張して何を話しているかわからなくなってもタイトルが助けてくれます。
例)「テレビやパソコン、スマホ画面の光が交感神経を刺激し、興奮した状態になりなかなか寝付くことが難しくなります」
(あれ?次は何をいうんだっけ?えっ?えっ、頭真っ白)
(とりあえずタイトルを繰り返そう)
「このように、『睡眠の質をあげて熟睡する方法』ということで、ここまでの説明でもご理解いただけたのではないでしょうか」

3分以上の話は3部構成にする

次のように、3部構成で話を組み立てると聴きやすくなります。

【Aパターン】
1)前置き(自己紹介、挨拶、話の導入など)
2)主題(話のメインテーマ)
3)結び(自分の考え、感想で着地)

【Bパターン】
1)序論(問題点の投げかけ、自己紹介、挨拶など)
2)本論(描写、事例による話の展開、話のメインテーマ)
3)結論(話の集約、自分の考え、感想で着地)

【Cパターン】
1)結論(自分の考え、感想からスタート)
2)本論(背景、理由など)
3)結論(自分の考え、感想で着地)

【2】緊張を認める

人前で話をする前が緊張のピークです。

ここで、「緊張しませんように」「スピーチを間違えませんように」と、思えば思うほど緊張してしまいます。

これは、「緊張しない」「間違えない」「失敗しない」と思えば思うほど、脳は「緊張」「間違い」「失敗」に意識(潜在意識)して逆に「緊張する」「間違う」「失敗する」ことになります。
(例:「緑色の犬を想像しないでください=想像するなと言っても緑色の犬を想像してしまう」同じように「緊張しない=緊張することを意識してしまう」)

緊張を抑えるためにはこの「潜在意識」をうまく使うことが一番の近道です。

緊張している時に、「私は緊張している」と素直に認めることが必要です。
素直に「緊張」を認めると、「意識」と「潜在意識」のズレによる無駄なストレスがなくなって「どうしたら実力をだせるか」という緊張の解消に集中することができ、落ち着くことができます。

※《「人」という字を書いて飲み込む》 は、ますます緊張します
「人」という字を書いて飲み込む行為が「緊張した時に行う」行為なので、潜在意識は「今、緊張していて認めたくない」となって、ますます緊張することになります。

【3】スピーチ前に!メンタルを整える方法

スピーチ直前に行うこと(その1)

深呼吸をする

自分の意思でコントロールすることができるものに「呼吸」があります。
「呼吸」だけが意識と潜在意識、両方にかかわる働きなので、意識して呼吸をすることは、潜在意識をコントロールする入り口になります。

「あがった時に深呼吸しなさい」という理由はここにあります。

意識的に深呼吸することにより、脳波が潜在意識の働き始めるα波に変わり、緊張を抑えることができます。

柔軟運動をする(口を上下左右に動かす)

緊張して震える時。
体の状態はこわばっています。(体がかたくなっています)

こわばっている状態を防ぐために、スピーチを行う前に柔軟体操をするといいでしょう。

柔軟体操※をすると、リラックス状態を作れるだけでなく、大きな声を出すこともでき、「大きな声=自信の大きさ」につながり、緊張も和らぎます。
※柔軟体操の例(肩):両肩を前へ、前から上へ、上から後ろへ、グルッと回した後、下へストンと落とす

また、口の周りは特にこわばる箇所なため、体全体の柔軟体操ができそうにない場所にいる場合は、「口を上下左右に動かす」ことでが特におすすめです。
アナウンサーも実は本番直前に変な顔の動きをして口の柔軟運動をして短い時間に緊張をほぐしているようです。

体をあたためる

人前で緊張すると、まず足や手から震えがでます。
その震えている手や足をさわると、たいてい冷たくなっています。

人は体がこわばると血行が悪くなり震えが増し、震えを意識することで緊張が増す悪循環にはまります。

こうなる前に、お腹に「使い捨てカイロ」を貼り、体の重心を温めつつ緊張してきたら、お腹に手をあてて温めると緊張が不思議と解消します。
※夏の場合はポケットに使い捨てカイロをいれておくといいです。

参考:ダメな自分を救う本(心を会場いっぱいに広げる)

「なーんちゃって」の気持ち

緊張してしまった時の魔法のフレーズ

「なーんちゃって」
→すべてを白紙にしてしまう力がある

例)「今日の朝礼スピーチ、間違えてしまったらどうしよう。 なーんちゃって」

心の中で「なーんちゃって」をつぶやいていると、不思議と悩んでいたことが馬鹿らしく思えてきます。

【4】スピーチ直前に!口の渇きを解消させる

スピーチ直前に行うこと(その2)

口の乾燥をなくすだけでも、緊張感を和らげる効果があります。

緊張状態は口が渇きやすくなります。
口が渇いた状態で話をすると、話しづらく滑舌も悪くなります。

滑舌が悪くなると、滑舌が悪くなったことを意識してますます緊張してしまいます。

スピーチを行う5分前に、眠気覚まし用の「ガム」や「タブレット」を口に含み、まずは口の渇きを解消しましょう。
スピーチ直前の口の状態は、唾液を少し多めに含んだ状態がベストです。

【5】スピーチ時に!スピーチの姿勢

人の役に少しでも立ちたいという気持ちで

朝礼スピーチの場合は、スピーチを聴く人に対して、少しでも役立つ情報を”伝える”気持ちで。
結婚式のスピーチの場合は、結婚する方に対して”幸せになって”という気持ちで。

「聴く人の役に立てるように」という、「自分のことより相手のこと」という気持ちを持ってスピーチにのぞむと、緊張が和らぎます。

体がグラつかず、前向きの姿勢で

  1. 【足】肩幅まで広げ、両足を大地にしっかりつけ、体重は両足に均等にかける
  2. 【胸】胸を開く
  3. 【手】後ろに組まず、両脇にたらす(ナチュラルハンド)
       必要なときはジェスチャーとして使う

1対1で話す

100人の前でも1対1の感覚で話すことが大事です。

左後方から右手前まで、Z字を描くように視線を送ることがコツ。
そして、その移動はできるだけ話の一区切りごとに行いましょう。

終わりに・参考にした書籍

人前でのスピーチが苦手な方。

準備段階からスピーチ当日、そしてスピーチ時の対策を行うことで、苦手だった私も人前でのスピーチを克服することができました。

ぜひ、試してみてください。

以下、参考になった本を紹介します。